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第6回本公演
トラにパンチ!
作・演出 魔人ハンターミツルギ
2010.1022(金)~10.24(日)

◣tratter
トラと闘うことになりました。
理由?
さあなう。
人と闘うことになりました。
理由?
トラだからなう。
妻と僕とトラの対決を見るためにドデカいテレビを買いましたなう。
僕の家族はご先祖の武勇伝を聞かせてくれるようになりました。
でも、ご先祖はただの乱暴者なう。
トラの弱点は目と目の間を殴って首を絞めることです。
まず無理なう。
人間って2本足であるくでしょ?
気持ち悪いなう。
遺書を書きましたなう。
飼育員さんは
「トラは死んでも皮残す」
と言う言葉を教えてくれました。
まだ根に持ってるなう。
格闘家雑誌の表紙に載りましたなう。
うまくつぶやけないなう。
なうの使いかたがわからないなう。
◣あらすじ
ある夫婦がいる。いつの間にか夫婦の会話も交わさなくなってしまっていた。
妻の気持ちがどんどん離れていっていることを夫は感じていた。離婚も秒読みだという覚悟も・・・。
「妻は僕に内緒で何かやってるらしいです。きっと浮気です。」
ある日、妻は夫に向かってこう言った。
「私、トラと闘いたいの」
ある動物園のトラが飼育員をケガさせた。
それも最もおとなしいとされていたトラがである。なぜか口を閉ざしたまま、理由を言わないのだ。
首をひねるトラ仲間たち。
やがて、「僕、ひょっとしたら猫じゃないかって思ったんだ」
じゃれたつもりだったらしい。
トントン拍子でトラと人間の対決が決まる。
対決に向けてトレーニングに励むトラと妻。
が、いつの間にか妻ではなく、夫がトレーニングをし、闘うことにすり替わった。
驚くが受け入れる夫。
「僕達は一心同体なんだ。だから僕がトラと闘うんだって。・・・可笑しくない!可笑しくない!」
おとなしいトラにワイルドさを教えるため、トラ達はスパルタ教育をする。
「トラはトラらしく凶暴な野獣でいなくちゃ。」
とうとう対決当日。トラと夫は理由もなく、闘うはめに。
いろんなものを背負って闘いに行く一匹と一人。その先に見えるものは・・・
とんでもない状況で考える「生」と「死」。
それを「人」側と「トラ」側から「笑い」を交えながら描いて行こうと思います。
◣キャスト
上別府学
流石鉄平
中川琴乃
日枝美香L
尾松由紀
三月
豊田圭
魔人ハンターミツルギ
徳永健治
なかた茜(トランスパンダ)
田口哲
ニランジャン(マイケル・ステューバー改め)
彭佳成
山田玲子
白川紀子
松林明季
エリーズ・ジェラルディン
振付 ニランジャン
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