◣あらすじ
ある日、おいらの家ににわとりがやってきた。そして、しゃあしゃあと言いやがる。
『私は幸せの青い鳥』だって。

ある日、私の職場(役所の受付なんですけどね)に変な年寄りが来てこう言った。
『わしは火の鳥ハンターなんじゃけど・・・』だって。

ある日、俺の行ってりる小学校(俺、教師だから)にご近所からクレームの電話が入った。
『おたくのにわとりに迷惑しとるんだが・・・』だって。

ある日、カラスのあたしは考えた。
『残飯あさってるあたしって何なの？』って。

ある日、いつのもように編み物をしている僕は気がついた。
『何を作ってるんだどろう？』って。

ある日、我輩の長年の夢をかなえることができ、つい口走った。
『鶴に恩返しできて良かった。』って。

ある日、火の鳥が麦茶を飲みながら、人間を見下ろして言った。
『火の鳥だって麦茶ぐらい飲むわよ！』って。

鳥と人によるおかしな世界をニヤニヤしながら、覗き見してください。